5/29蝶のサナギ---またもや残念!! [定点観測]
5月29日(金)
昨年の11/7に偶然,キアゲハと思われる蛹を発見し,羽化を観察する予定だったが,鳥等にやられたのか今年の3/8に蛹がなくなってしまった。
しかしまたもや,5/20に蝶の蛹に遇うことができた。
この時季なので越冬蛹ではないのだが,前回の蛹と比べると色はほぼ同じだが,大きさと模様が異なるので,何という蝶の蛹なのか。
蛹から羽化までの期間を調べたが,蝶の種類・環境等により異なるようで,またデータとなる資料が少ないが,この時季に蛹になると15~20日後に羽化すると仮定し,毎日撮影することにした。
5/20撮影
磯釣り用のスパイク付きの長靴で4/29まで使用しており,4/30から玄関先に雨やほこりよけの袋をかぶせて置いてある。
5/20撮影
たまたま袋を外したところ右足の長靴に蛹が付いていた。
5/20撮影
拡大写真,しっかり帯糸で固定されている。
5/20撮影
丁寧に帯糸を切り糸座からも外して,長さを測ると3.2cmであった。
5/21撮影
前回は,外に置いたままの為鳥等の外敵にやられたので,今回は紙で円錐型の筒を作り,割りばしに固定し,蛹を筒の中に入れ,これを衣装ケースに入れて室内に置く。
5/22撮影
撮影する際は,衣装ケースから取り出し,外で写真を取る。
5/23撮影
室内では,衣装ケースに入れて置き,昼間は窓際に置き明るくさせ,夜は蛍光灯などの灯りを遮るように置く。
5/24撮影
毎回ではないが,蛹の頭部分を触るとお尻をクネクネさせるので,間違いなく生きていると感じた。
5/25撮影
このように写真を比べるとかすかに前日より蛹の色が茶色がかっているようである。
5/26撮影
この写真は明らかに蛹の色が今までと異なり茶色~赤茶色になっている。
しかし,この写真が最後となる。翌朝5/27に蛹が大分反り返るようにしており,筒から落ちそうな体勢なので,蛹をつかんで持ち上げたところ,蛹の真ん中あたりで二つに割れてしまった,割れていた。
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